新潟 釣りの道具箱 うまい魚と釣りの旅

釣りに必要な知識 波の高さと周期を知って安全に魚に近づこう!!

釣り

山吹色のオーバードライブ!!!

というわけで、波と聞くと「波紋」を思い出してしまうMr.クロオビです。
もうね、いろんなゾンビが出てきても「波紋」の一撃でおkですよ、ね。

波の高さ

釣行するかしないかを決める「波の高さ」。

一番最初に調べますよね。

でも実際「波の高さ」ってなかなか想像ができなかったりします。

さて、波の高さはどこからどこまでなのでしょう。
イラストにしてみました。
一発大波 突然の高波 百発波 高波 海難事故
これは日本規格での波の高さです。

波の最上部と最下部の高さが波の高さとなります。

例えば、「波の高さ2・5m」というと
一発大波 突然の高波 百発波 高波 海難事故
この様に、背の高い人(例185cm)を並べると、簡単に背を越えてしまいます。
こんな時に波の近くで不用意に釣りをしたら・・・もうひとたまりもありません。

番外編
外国規格の波の高さ
一発大波 突然の高波 百発波 高波 海難事故
この様に「沖の海面」を基準にして最上部までの高さを言います。
海外で釣りをする際は気をつけましょう。

波の立ち

風により水面が波立ちます。
これは「波ができる理由 波の起こりを知って魚を釣ろう! 意外とわかりやすい波の原理」でお話しした通り、風により起こります。
我々がよく口にする「波」は本来の名前を「風浪」と言われるものです。

水面に風が吹き付けることによって波立ち、広がっていきます。

波の成長は、

・風が強い

・風が水面を吹き付ける時間が長い

・風が吹き付ける距離が長い

ほど、大きく高い波になります。

台風の時に波が高くなりやすいのはこのためです。
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波のうねり

「波の高さ」と並んで気にするのが「波のうねり」です。

この「うねり」はとてつもないパワーがあります。

まず、うねりをイラストで説明すると、
一発大波 突然の高波 百発波 高波 海難事故
この、波と波の周期の事です。

次の波が到達するまでの時間です。

分かりやすく波の高さを変えてみましたが、うねりの間隔が長くなって波が高いと非常に危険な状態になるので釣りは避けるようにしましょう。

もっと砕いて話すと「今来ている波と、次に来る波までの時間」と言った方がわかりやすいでしょうか。

この「うねり」の発生は、風により出来ていた波が「風域」を出て波の発達が止まった波、また、風の力が衰えた場合や波の進行方向と逆に風が吹き付けた場合に起る現象です。

横に大きく長く広がっており、そのエネルギーは非常に強くなっています。

うねりは水深の影響をうけるので、水深のある沖合では割とゆったりとしていますが、浜に近づく浅瀬ではその影響から波が高くなるという性質があります。

沖では目立ちにくくゆったりしている波が、海底が浅くなる砂浜の目の前で突然大きく波立つ事もあります。

よく言われる「突然の高波」もこれに入ります。

ボクの中で特に注意しているのが

「波が高く、うねりの周期が長い」時です。

圧倒的なエネルギーになすすべはありません。

釣行は控えるに越したことはないです。

こう考えると、身近なポイントのみで判断するのではなく、広く天気を確認する事によって当日だけでなく、明日明後日の予測も可能です。

もちろん何時間後まで注意を払う事も出来ます。

魚釣りは自然の中で行っています。

自然を知ることによって安全を確保しやすくなります。

波ができる理由 波の起こりを知って魚を釣ろう! 意外とわかりやすい波の原理

潮の満ち引き?干潮・満潮?とは?海を知って魚を知る!

百発波とは? 減らない釣り人の事故 ボクの波にのまれた経験 

魚を知る近道は海を知る事なんですね。

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