新潟 釣りの道具箱 うまい魚と釣りの旅
キャスティズム25QD カスタム・ハンドルノブ交換 簡単改造を楽しむ
失ったものばかり数えるな!!
というわけで、いくらジンベイ親方に言われても、ルアー、エギ、ばらした魚・・・
やっぱり数えてしまうMr.クロオビです。
個性のあるキャスティズム25をさらに個性的に!
ダイワより発売されているキャスティズム25
オレンジ色のボディは、同じくオレンジ色のキャスティズムロッドと相性はバッチリ!
個性的なキャスティズムシリーズのリールを今回はカスタム・チューンナップ!!
こちらがキャスティズム25QDです!
ハンドルノブは大型のT型。
非常に握りやすく力が入りやすい形。流石はダイワ。
そんなハンドルノブですが、T型では角度によってスッと握れない事もあります。
今回は「ラウンド型ノブ」にすることによってノブの回転に関係なく握れるようにしてみます。
個人的に「ラウンド型ノブ」は好んで使用しています。
「スタジオコンポジット ラウンド型カーボンノブ ダイワL型」
残念ながら現在は廃盤となっています。
ちなみにLタイプの大きさはといいますと
こんな感じです。
キャスティズム35(トーナメント)の純正ハンドルノブと比較すると
やや大きめです。
ぶっこみ釣りで大物の掛かる確率のあるキャスティズムにもってこいのハンドルノブのサイズです。
早速ハンドルノブの交換作業をしてみます!
ハンドルノブ交換作業
まずは~ハンドルノブのキャップから外していきます!
プラスドライバーを使用してビスをはずしていきます。
二本だけですのですぐに分解できます。
中央に固定用のネジが入っていますのでこれをはずします。
分解するとこれだけの部品が入っています
この中にプラスチック製のカラーが入っています。
丸で囲った黒い部品です。
この部品は軸に入っていてハンドルノブの回転を支えている物です。
プラスチックのかたまりなので、軸に接している部分がグリスで滑っているだけなのでハンドルノブの回転はお世辞にも良いとは言えません。
楽天市場・AMAZON
分解ついでにハンドルノブの回転具合の改善
回転の悪いプラスチックカラーをステンレス製ベアリングに交換です。
支えるだけのカラーから回転を手助けするベアリングに交換することによって無駄なく力を伝えられ、抵抗が激減するのでリーリングもスムーズに!
ベアリングの大きさはこんな感じです。
こんな感じでプラスチックカラーとベアリングを交換します
実際に交換する「スタジオコンポジット ラウンド型カーボンノブ」と入れ替えます。
後は組むだけ!!!
なんですが、このハンドルノブは一細工しないといけません。
通常はベアリング一個分くらいの深さしかないのですが、このハンドルノブは深さがかなりあります。
ノギスで測定したらおおよそベアリング二個分の深さ。
通常の一個分の深さであればシムで調整しますが、ベアリング二個分ともなるとシムでは対応しきれなくなります。
シムはこんな部品です。
ベアリングよりやや小さめにできています。
だいたい用意されているのは「0・1mm、0・2mm、0・3mm」がラインナップされています。
その中から組み立てられています。
このリールはシムが純正で2枚使用してありました。
ただ、実際に借り合わせするとまだがたつきが出てしまったのでシムを追加です。
ベアリングをまとめて取り付けの準備です。
ベアリングが2個。結構な重厚感ですね(笑)
ハンドルノブを取り付けます。
ベアリングを1個、こちら側にも入れて中央のネジを締めていきます。
ここで、ハンドルのガタを確認します。
今回はガタがありませんでしたので、このままキャップをマイナスドライバーで締めて完成です。
ガタがある場合は、このベアリング側にベアリングより先にシムを入れて調整します。
完成外観です。
大きさもちょうどいい感じです
ラウンド型なんでどの位置でもスッと握れます
イメージもグッとしまって精悍ですね!!
すぐにでも釣りに行きたいですよ(笑)
今後もカスタム・チューニング・改造・自作など、楽しんでいきたいと思います!
コメント